男たちの不安 〜風に吹かれただけでも痛む〜

こんにちは。HOLO BELL松原です。

皆さま、お肌の調子はいかがですか?僕は

バッチリです!

 
とはいうものの、年末年始の飲み会・暴飲暴食・食っちゃ寝で身体が重たいです。

私もいい年になってきたので、飲み会が続くと、不安を覚えることがあります。

尿酸値大丈夫かな・・・

痛風が怖いんじゃ〜。

以前、お付き合いがあった方が痛風でした。
普段とっても温厚で、ニコニコ顔がその方のトレードマークでしたが、痛風発作時は、般若さながらの表情で、普段のニコニコは何処へやら。

いつもは優しく対応していただいていたのですが、痛風発作時は私を一切無視。「触れるな危険」と言った状態でした。
とても同一人物とは思えない変わりように驚きと、人格を変えてしまうほどの痛風の痛みを想像し、恐怖に慄きました。

それから私は飲酒時には、常に痛風の恐怖が頭にあります。

今回のブログでは、恐ろしき痛風について書いていきます。

★What’s 痛風?!★

尿酸の濃度が高い状態が続くと、尿酸が結晶化し、関節の内面に沈着してきます。痛風発作は、尿酸結晶に対して、免疫細胞(白血球)が反応し、炎症を起こして、激痛が生じるものです。痛風発作は通常、1〜2週間で治るということですが、放置すると、痛みが定期的に繰り返すのはもちろん、体のあちこちに痛風結節(尿酸塩の結晶が沈着してできるコブのようなもの)が出来たり、腎臓が悪くなったりします。

お、恐ろしい・・・。

★What’s 尿酸?!★

ここからが本番です。
痛風は、血液中の「尿酸」の濃度が高い状態が続くことが原因で発症しますが、尿酸値は、7.0mg/dlを正常値の上限とし、これ以上の数値の人は高尿酸血症と定義しています。尿酸値7.0mg/dl以上の高尿酸血症が長く続くと、痛風リスクが高まります。尿酸値が7.0→8.0→9.0mg/dLと上がるにつれて痛風発症リスクが高まりますし、他の合併症にもかかりやすくなります。健康診断で「尿酸値が高い」と言われたら、すぐに対策しましょう!

★HOW TO 高尿酸値対策!★

それでは、どのように高尿酸値の対策をしていくか!?ということですが、専門的にみれば様々な意見があります。
私はブラックジャックにはなりたくないので、ここでは一般的なことしかご紹介できません。本格的な対策は医師の指導のもと行いましょう!

まず、高尿酸値に注意が必要な方はこんな方です。

・肥満の方
・酒量が多い方
・汗っかきの方
サッカーやテニスなどの激しい運動、または、重量挙げや筋肉トレーニングなどの筋肉運動をする方
・水をあまり飲まない方

これを見た方は、「What?!肥満やお酒は理解できるけど、運動する人も注意しないといけないの!?」と、叫ばれたと思います。
驚くなかれ、筋トレなどの激しい運動は、尿酸を生成し、かつ、尿酸の排出を抑制する作用があります。(この辺のメカニズムを解説すると、とっても長くなってしまいますので、詳しくはまたの機会ということで・・・。)

また、尿酸は汗では排泄されません。したがって、汗をかいて、排泄する尿が減ってしまうと、尿酸の排出を妨げる事になります。
運動時はもちろん、日常生活においても、水は意識して飲んで、尿酸値の上昇、そして、結石の予防をしましょう!

ところで、ご存知とは思いますが、尿酸の元は「プリン体」です。
少し前から「プリン体フリー」のビールであったり、プリン体を含まないアルコール飲料が目立ちますが、「プリン体フリーアルコール」を選んでも、尿酸は増えます!!!!!アルコールは、それ自体に、血中の尿酸を増やす作用があるため、プリン体ゼロでも飲みすぎは痛風リスクを高めてしまうのです。

ああ、怖ろしきプリン体・尿酸・痛風・・・

今回のブログでは駆け足で、痛風に関することを書きました。痛風になっても、この世の終わりではなく、痛風と上手く付き合っている方も多いです。また、尿酸産生量は、加齢に伴い減少していきます。60歳を過ぎると、尿酸生産量が少なくなり、発作の回数が少なくなるといったこともあります。

しかしながら、若くして痛風を発症すると、その後何十年と治療を必要とします。生活習慣を少し変えるだけで、痛風のリスクを低下させることができますので、少しでも意識した生活を送りましょう!

Let’s休肝日!

〜fin〜

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