化粧品コンセプトの設計~トータルスキンケア(その3)~

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今回のブログでは、前回のブログを踏まえ、HOLO BELLの商品コンセプトのうち、「「本当に必要なスキンケア」を徹底的に追及することにより」の部分を、僕たちがどう解釈したのかを紹介したい。

僕たちは、諸外国のスキンケア事情などを調べていくうちに、「スキンケア」の重要な機能や役割は、「保湿によりバリア機能を働かせる」ということであるとわかった。
(もう少し丁寧に説明したいのですが、今回は簡単な記載に留めさせてください。いずれ、詳しく説明していきます。)

確かに、ニキビや吹き出物、小じわなどの悩みは、スキンケアを行う大きな理由になり、そういった悩みに特化した(有効成分や美容成分が多く含まれた)商品が市場には沢山ある。しかしながら、これらの肌トラブルは、そもそもとして乾燥等によりバリア機能がきちんと働いていないため引き起こされるのだ。

そして、前回のブログで紹介した日本のスキンケアの複数ステップ(「洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリーム」)は、それらのステップ自体が目的ではなく、バリア機能を働かせるための手段であるということなのだ。

そうであれば、必ずしも日本式の複数ステップを経なくても、保湿によるバリア機能をしっかりと働かせることを前提に、諸外国のように「洗顔→化粧水などのスキンケア」の2ステップ(多くても3ステップ)のシンプルなスキンケアでもいいのではないだろうか。

以上のようなことから、僕たちは、冒頭で述べた「「本当に必要なスキンケア」を徹底的に追及することにより」という部分を以下のように解釈した。

「本当に必要なスキンケア」とは、「保湿によるバリア機能を働かせる」ことであり、必ずしも「洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリーム」というような複数のステップが必要になるわけではない。それゆえ、「保湿によるバリア機能を働かせる」ことを徹底的に追及した商品を提供することにより、「スキンケア」自体をトータル的にサポートするトータルスキンケアを実現させる。

以上が、僕たちの商品コンセプトの前半部分についての説明である。次回のブログからは以下の商品コンセプトの内、下線部分について書いていきたい。

「本当に必要なスキンケア」を徹底的に追求することにより、スキンケア不足に陥りがちな全ての男性が、気兼ねなく容易に使用し続けることができる商品を設計する

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